定例会の報告(令和4年5月)
現在薪ストーブに関する日本の法規制はヨーロッパの基準から見た場合、非常に遅れており、安全を担保するには不十分な内容と言わざるを得ません。 日本薪ストーブ工業会では現行の薪ストーブに関する建築基準法を厳守した上で、安全性、設置基準、離隔距離、ストーブの安全性などの観点から、エンドユーザーの方に安全・安心・快適をお約束し、安全保障を皆様にお届けする方向性を示しました。詳細はこの先順次決定していく事になっています。 まだまだ薪ストーブによる火災や小火が防げていない現状を考えた時、早急にこの活動を進めていく必要性を強く感じています。 今後の活動、内容を皆様と共に考えていきたいと思いますので、ご意見等ございましたら日本薪ストーブ工業会まで御連絡いただけます様お願い申し上げます。 2022年5月9日
会長よりご挨拶(平成28年11月)
前略 この度、平成28年11月に開催されました日本薪ストーブ工業会 第一回総会におきまして会長を拝命致しました吉田と申します。 日本は欧米諸国の薪ストーブ普及率と比べ低い水準である上、薪ストーブに関する法律も十分に確立していない事も事実です。 一方、日本の高度成長と共に生活にもゆとりが生まれ、ご自宅でも薪ストーブを利用される方々が増加傾向にございます。 今後、自然エネルギー最大活用や地球温暖化防止対策などにも反映し、薪ストーブを利用される人口は更に増加すると予測されます。 日本薪ストーブ工業会では皆様に安心して、そして安全に薪ストーブライフをお過ごして頂くためにも、薪ストーブ及び煙突部材等の品質安全基準を設けると共に安全な施工をお届け出来るよう行政と連携し、薪ストーブ市場を構築してまいります。 今後とも日本薪ストーブ工業会を宜しくお願い申し上げます。 早々 平成28年11月 日本薪ストーブ工業会 会長 吉田 一之
会長任期:平成28年11月~令和4年4月末